チラシなどを作るとき、適当に色を決めていませんか?
下手な色を選ぶと
- 古臭い印象になる
- 安っぽい印象になる
- 視認性が下がる(読みにくくなる)
といったことが起こり得ます。

お店の印象を決める色選びは非常に重要です!
そこで、今回は素人には難しい色選びを
簡単に
センスよく
できる方法をご紹介します。
そもそもセンスのいい配色って?
色を決める要素には
- 明度
- 彩度
- 色相
があります。
センスのいい配色とは、これらを上手く組み合わせたものになります。
しかし、素人にはそんなことよくわからん!!
ということで、デザインの専門家を目指しているわけではないのであれば、理論的な部分はとりあえずスルーしましょう。
素人に必要なのは『プロの真似』をすることです。
他のサイトや広告等を参考にする
他のサイトや広告などを参考にする方法は特におすすめです!
- 実際にどの色がどんな割合で使われているのかがわかりやすい
- 自分のお店のターゲットに合う色を探しやすい
といったメリットがあります。
ターゲット層が好みそうなサイトや広告を見て、いいなと思ったものはブックマークやスクショを残しておきましょう!
ただし、実際のサイトにはたくさんの色が使われているように見えるので、ちょっぴり難易度が高めです。
カラーの抽出を行ったり云々かんぬん…多少根気のいる作業になります。
細かい解説はこちらの記事をご覧ください。
あと、「絶対に正しい答えが欲しい!」「明確にしたい!」ってタイプの方にはあまりおすすめしない方法です。
そういった方は、この後紹介する方法から色を選ぶことをおすすめします!
書籍を参考にする
カラー見本の書籍って結構売られているのをご存知でしたか?
大体1~2ページに「この色を使えばいい感じになるよ」っていうカラーが紹介されています。
書籍を参考にする最大のメリットは
印刷したときの色がイメージしやすい
という点です。
パソコンなどの画面上で見る色と、印刷したときの発色は異なります。(厳密に言えば、印刷機によっても色は変わりますが)
書籍であれば実際に印刷されている色を見ることができるので、チラシやポスターなどをメインにする場合に参考にするのがおすすめです。
おすすめの書籍
『3色だけでセンスのいい色』 著:ingectar-e
使うカラーは多くても3色までにするとデザインがすっきりします。
なので、こちらの書籍からそのまま好きな3色の組み合わせを使えます。
本を開いて直感的に決められるので、初心者に非常におすすめです。
『配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本』 著:桜井 輝子
こちらはより色にこだわりたい人におすすめです。
1ページに9色の見本が載っているので、その中から自分の好みの色を選んで使えます。
多くのカラーが紹介されているので、デザインに関しての知識がより増えてきたときにも役立ちます。
カラー見本のサイト
書籍と同じように、配色パターンを紹介してくれているサイトもあります。
画面上での色を確認しやすいので、サイトやSNSなどのネットを中心に宣伝等を行う場合におすすめです。
おすすめサイト
とってもおすすめなサイトはサルワカ『配色パターン見本40選:ベストな色の組み合わせを探せるツール』

こちらのサイトでは気になる配色の見本をクリック/タップすると、その配色の使用イメージを確認することができます。
どの色をどの割合で使用しているのかも一目でわかりやすくなっていて、非常に使いやすいサイトです。
自分のお店を持つとなると、サイトやSNSを活用することがほとんどだと思います。
そんなとき、サイトに使いやすいカラーを提案してくれているこちらのサイトはとっても参考になりますよ!
もう1つおすすめなサイトはCanva『デザインをセンスアップする“いけてる配色パターン”100選!』

こちら、実はCanvaの公式サイトに配色パターンが掲載されているのです。
たくさんのパターンが紹介されているので、自分に合ったものが見つかるかもしれません。
配色ツール
自動でバランスのいい配色を提案してくれるツール(Colormindなど)がありますが、こういったツールを初心者が使用するのはおすすめしません。
ツールの使い方を理解するところから始まりますし、実際にサイトなどに使用した際のイメージがつきにくいからです。
デザインを仕事にする場合にはこういったツールを使いこなせた方がいいのでしょうが、自分のお店に使う色を決めるだけなら必要ありません。
素人は手を出さないようにしましょう。
(ただし、たくさんの色を見ることができて単純に楽しいです。活用するというより、遊んでみると面白いかもしれません。)
まとめ
デザイン素人は黙ってプロの真似をする!
そのために、他のサイトや広告、書籍などを参考に色を選びましょう。
色を選んだら、Canvaのブランドキットにカラーを登録して、いつも同じ色を使えるようにしておくのがおすすめですよ!